[配信]USBマイク HyperX Solocast 使用レビュー

配信

どうもこんにちは。柏目です。

今回は、配信の質を上げる要素の一つ、マイクについて書いていきたいと思います。

現在、Hyper X Solocast を使っています。1ヶ月弱ほど使っての感想ですが、初めての配信マイクとしてはとても使いやすいかと思います。本記事では、マイクを変えた経緯と検討した内容、そして、購入したマイクのコスパについて触れていきます。

HyperX Solocast /HMIS1X-XX-BK/G


Hyper X Solocast の購入を検討している方や、これから配信機材を購入しようとしている方の参考となれば幸いです。

検討1:ヘッドセット vs 配信用マイク+ヘッドホン

音質を上げるにあたって、再びヘッドセットにするか、マイクにするかをまず考えました。

手軽さという意味では音も聞こえて声も拾ってくれるヘッドセットなので、これから配信をするならヘッドセット(3000円程度)でも全然問題ありません。ただし、声を拾うよりも音質やヘッドホンが頭や耳の形に合うかも大変重要な要素になるため、マイクの重要度が下がる可能性があります。

今回私の場合、今までヘッドセットだったので新天地的な意味でマイク利用に気持ちが傾いていました。

自分の配信で下記の点が気になっていたことも理由です。

  • 呼吸の音が入りがち
  • マイクから遠のくことが出来ず、抑揚がつきづらい

特に呼吸音が気になっていました。もちろん風防はつけていたのですが、それでも自分の喋り方との相性の悪さを感じていました。

そこで、マイクとの距離を配信中にハンズフリーで変えやすく、また、呼吸音が入らない観点から、ヘッドセットをやめてマイクにしようと決意しました。

ちなみに、ヘッドホン利用でマイクに呼吸音が入りすぎて困っている方は、下記のような風防を取り付けるだけでもかなり改善されます。

GONKISS ヘッドセット インカム マイク風防 小型 口径6mm 全長30mm 5個 黒

検討2:USBマイク vs XLRマイク

次は、端子についてです。

手軽さ重視で言えばUSBマイクです。ミキサーなどを追加で買う必要がなく配置もマイクに関してのみ考えれば良いです。ただし、USBポート数に余裕がない場合などは、XLRマイク+ iRig pre2 のように、小さいプリアンプを挟むことで使うのも十分手軽だと考えています。また、屋外配信も視野に入れている方は、この機会に手頃で手軽なプリアンプとセットで購入するのもアリだと思います。

私の場合、

  • しばらくは配信環境を大きく変える気がない事
  • USBハブ購入直後でポート数に実質余裕があった事

がUSBマイクを選択した理由です。

検討3:どのUSBマイクを選択するか

USBマイクというだけでは非常に多くのマイクが存在します。私がこの中で重要視したのは

  • 大きさ
  • 音質評価
  • 値段

の3点です。

大きさ

まず、大きさですが、あまり場所を取らないサイズにしようと考えていました。

私自身の配信時の空間上の問題でもあるのですが、あまりマイク専用で大きく場所を取ることができません。また、初めてのマイクでもあるので、大きすぎて持て余すのも困りものです。

Hyper X Solocast の製品サイズは‎17.4 x 9.7 x 7.8 cm , 261 g とあります。幅と奥行きが1桁cmで重さも300gを切っているとなると、配信用マイクとしては全体的に小柄コンパクトであることがわかります。

音質

次に、音質です。

すでに配信されている方に使っているマイクをお伺いする機会がありましたので、それを参考にしました。Amazonやマイク評価のサイトもありますので、比較検討には事欠かないと思います。私が評価内容で気にしたのは、音質そのものへのマイナス事項が書かれていないか、です。

例えばスタンドの高さが合わない(ので声が遠くなる)というような評価は私の環境ではまた事情が変わるので大きくは気にしていませんでした。また、音質の好みで済ませられそうなことが書かれている部分も気にしませんでした。

ですが、音質に関しての難癖は、今回のマイク購入に際しては決して見逃せません。マイクを購入しようと決意したのが配信での音質向上ですから。

Hyper X Solocast の場合、少なくとも難癖までの評価が書かれた記事は見つかりませんでした。もちろん私が見落としている可能性は否めませんが、ざっと目にする限りでは大きな難はなさそうと判断しました。

ちなみに、この時点では、Hyper X QuadCast も購入検討していました。上位交換なだけあってか、音質や使いやすさとしては大変良好な一品、という印象です。欠点は、Solocastに比べて大きいという事と次に挙げる点になります。

値段

予算としては、5000円以上〜17000円以下程度を希望していました。

安いに越したことはありませんが、実際のところ、5000円切るあたりからは配信用ではなくなっていたり(=そもそも音質評価基準が違う)、音質に難癖がついていたりしました。また、上限は初めてのマイクとして許容できる金額を設定していました。

ちなみに、20000円にやや満たないのは、マイクの周辺機器を少し買うかもしれないことを考えていました。

この点、Hyper X Solocast や QuadCastは共にほぼ条件を満たしていたのですが、やや QuadCast は足が出そうだった事と、大きさの面で Solocast の方が小柄で有利だったことから、Solocast を選択しました。

実際に使用した感想

大きさ

まず、大きさです。

予想していた程度の大きさで場所を圧迫することもなく、良い感じです。横に単四電池を置いてみていますが、これくらいの大きさです。

写真の説明はありません。

ちなみに、使っているポップガードはこちらになります。

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ちなみに、私が最後まで迷った候補 HyperX Quadcast だと元々ポップガード内蔵のようなので、こういう追加の小物は不要になるかもです。

音質

実際に音声を比べて頂いた方がいいかと思い、使っていたヘッドセットの音とHyper X Solocast の音を用意しました。若干マイクから遠くで話してしまっていたため、音量自体はヘッドセットの方が大きいですが、音質はSolocastの方がかなりいい感じになっていると思います。

まずは、元々使用していた2000円くらいのヘッドセットです。

次に、 HyperX Solocast です。

いかがでしょうか。

ちなみに、実際はOBSなどの配信ツールの音声フィルターなどでも音量調整できます。(本当につい最近設定できることを知りました)

ただし、HyperX Solocast 本体には音量調節機能はついていません。この点、配信中物理的な操作で音量を上げ下げしたい配信者さんには不向きだと思います。

ちなみに、しつこいですが、最後まで迷ったQuadCastには音量調節機能がついています。

そのほか

わざわざOBSなどの設定をいじる必要もなくワンタッチのマイクミュート機能があるのは本当にありがたいと感じます。配信環境自体の問題でもあるのですが、リアルの雑音が入らないようとにかくミュートにしたい場合があります。

また、一時離席するときも手近なところでミュートにできるのは大変お手軽です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

個人的には、HyperX Solocast は初めてのマイク配信には価格・大きさ・音質共に満足できるアイテムだと感じています。ただ、USBマイクでもう一ランク上の使い勝手も求められるなら、上位交換のQuadcastもいいのではないかと思います。

参考までに、下記にリンクを掲載します。

HyperX QuadCast

配信などでの声質・音質に気になっている方々、これからマイク利用を考えている方々の参考になれば幸いです。

ではでは〜。

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