どうもこんにちは。柏目です。
前回、[サガスカ]ウルピナ編をリアルタイムでクリアするTips前編 として、ウルピナ編を一息でクリアするコツの1章終わりまで部分を書きました。今回は後編として、残りの部分のネタを書きあげます。
想定としては、『サガ スカーレットグレイス 緋色の野望』(以降 サガスカ)を1周はプレーしたことがある前提で書き進めていきます。
本記事を参考に「また周回してみたい」「もう一周してみようかな」と思って、あわよくば 『サガスカ3周年記念並走会 』に参加しようかとも思ってもらえますと幸いです。
2章の勘所
シナリオ選択
ストーリー上はどれを選んでも面白いですが、クリアを狙うなら、緋の欠片(グラディオン州でサーシャの依頼を引き受ける)を選び、2章終わりで指輪を壊すのが楽かと思います。こうすることで、ラスボスの強さが、最弱パターンか最弱から2番目パターンを引く事が可能になります。
参考程度ですが、実際、私もRTAではサーシャの依頼を受けて最後に指輪を壊す選択肢にしています。緋の欠片編を選択後、グラディオン州・メグダッセ辺境州・ビキニロ辺境州・ユシタニア州・ハイバーニア州の緋の欠片を破壊し、アスワカンで指輪を壊す流れです。
もっとも、最強パターンを引いても十分な武器とレベルとHPがあればクリアできます。準備時間が多少増えますが、リアルタイムで周回をする事は可能です。
黒装束さん
1章でアントニウス死亡ルートを選んでいる場合、赤子のいた場所にいるので仲間にしやすいキャラです。はじめから二刀流による高い斬撃火力を持っているため、特にラスボス3戦目の攻略が楽になります。ウルピナも二刀流を覚えていた場合は二人でブンブン振りまくれ、単純に楽しいです。ただし、強い長剣の本数も限られるので、武器引き継ぎが無い場合は2人二刀流は勿体無いかもしれません。
武器入手
武器や素材の引き継ぎが無い間は、ラスボス戦対策として強い火力を持った武器を入手する方法が重要となります。いくつか有力な候補を記載します。
ソードブレイカー
ウルピナ編の場合、比較的簡単に手に入ります。
セレナイフ州の地下で戦っても良いですし、セレナイフ州や北東界外などで『藁』を入手しておく→メグダッセ辺境州のニュウ族テントの産業開発のオマケで入手という手段もあります。後者はバトル無しで手に入るうえ、ニュウ族テント来訪記念で力帯(筋力+2)も手に入りますので、使いやすいです。
ツインスパイク
魔熊の住処でクラゲを採ってくるイベントで手に入る武器です。威力が非常に高いので、武器を引き継いでいない場合は欲しくなる一品です。
取得の際にベリーハードバトルをこなさないといけませんが、最悪即死技を閃めければなんとかなります。ウルピナ編2章で行くならそこそこキャラが育ってきているはずなので、仮に大変運が悪くても、何度かの挑戦で勝つことはできると思います。
その他
秘剣トルネード・死の弓・ビキニロ辺境州ペスカラの噂から入手できる武器などありますが、パーティーやイベントの進行状況に応じて取る・取らないが変わってきます。二刀流メインのパーティーであれば秘剣トルネード入手は良い選択になりますし、弓キャラを軸に戦うやり方ならリーア辺境州に寄って入手するのは有効な手段です。
また、やや時間が掛かるのでRTAでは活用が難しいですが、調査小屋イベントを随時こなして金の斧やブリムスラーヴス入手を狙うのも周回安定策としては良いと思います。
カダ恩寵
サガスカの場合、回復手段が乏しいのでトラキニ州ミラ洞や南東界外迷いの森(5:海寄りのEasyバトル)などで、ラスボス戦回復用の恩寵を陣形にセットしておくのが無難です。
特に、ラスボス第一形態はどの強さパターンでも全体攻撃持ちなので、第一形態で使用する陣形にセットしておくだけでも安定感が変わります。
ニューゲームからのRTAでは、乏しいどころか無いので回復方法がこれだけになります。
閃き次元断調整
技を引き継いでプレーする場合は使いづらい方法ですが、ラスボス戦の狙いの瞬間に次元断を閃く(閃き時に限り、全体即死効果必中)を行うことで、低いスキルレベルでもラスボス戦をクリアしやすくなります。その場合、道中の戦闘で大木斬のほか、かかと斬り・かぶと割を閃いて以降、ずっと標準系斧で大木斬を使うことで、次の閃きのための累積値を貯めておくことができます。
3章以降
シナリオ選択
緋の欠片編を選んでいる前提ですが、ラスボス最弱パターンをならセレナイフ州に行くだけ(シグフレイ)、最弱から2番目パターンを引くならユシタニア州にいく(不死鳥)ことで、ラスボスの強さが確定します。一旦、目的の州に行き、適宜ラスボス戦用の準備をしたのち、アスワカンから最終戦に臨むことになります。
稼ぎ
ウルピナ編の場合、稼ぎを入れなくても程々のレベルにはなりますので勝てなくはありませんが、多少稼ぎを入れておく方が安定はします。
どの程度稼ぐかはラスボスの強さパターンとパーティーの強さにもよりますが、私が目安としているラインを書いておきます。
- HP
最弱パターンばかりなら、HP200程度でもしっかり強い武器とプロテクト役を持っていけば、勝てると思います。他の場合は全体攻撃が激しくなるので、HP350〜400くらいは持っていく程度が手堅いです。 - スキルレベル
最弱パターンなら、9あれば戦えます(もちろん、武器をしっかり収集している前提ですが)。最強パターンを引くなら、15以上は欲しいところです。初めての挑戦なら25くらいまで惜し気もなく上げてから行くことをお勧めします。 - 閃き累積
とりあえず、大木斬とかかと斬りだけを閃いた斧適性ある素早いキャラに、戦闘終了トドメのかかと斬りを7〜8回程度撃っておくと気楽にラスボス3戦目に挑めます。1章加入のオグニアナをメインで使っている場合、大木斬・かかと斬りの他、かぶと割りも閃いている可能性が高いです。その場合、大木斬を合計20回程度撃っておけば、累積としてはそこそこ使えると思います。
鍛冶
ラスボス戦の傾向に合わせて強化していきます。最弱ラスボスですと雷攻撃が強いので、主防具の革の鎧をボーンブレスト系にしたり服防具の服系を防護服にしたり、靴系をダンサーシューズにするなどで、雷対策をすると戦いやすくなります。また、弱めラスボスは冷系攻撃もあるので、冷防対策も良いと思います。
また、ラスボス第二形態は遅い方が有利なことが多いため、プロテクトスーツを鍛えてソルジャースーツにしておくと戦いやすくなります。
武器系は強くできるだけしたら良いと思います。特に、閃き次元断を第3形態時に使うなら標準系派生の範囲でなるべく強化しておくことで、次元断決めた後も戦力として使えます。ただし、イベントで取得した武器の方が強いなら、武器を鍛えるより防具を鍛えた方が効率的だと思っています。ラスボス戦の事故死(乱数の関係でギリ耐えられないで落ちる)減らすことがダメージ源を保てますので。
ラスボス戦
最弱パターン×3か、最弱から2番目パターン×3の場合を想定して書きます。
第一形態
とにかく全体攻撃が危ないので、プロテクトで確実にかばいます。あとは、カダ恩寵がセットされている陣形を使うことで回復を間に合わせます。あと、第一形態ラスボスはかなり速いので、特にアタッカーは速くなる陣形にすると少し楽になります。
第二形態
困ったら超重力ハメでなんとかなります。
超重力ハメは、4名の超重力を使えるキャラ(うち1名は超重力ランク1だとより良い)を用意し、1ターン目1人、2ターン目2人、3ターン目1人で超重力を唱えておく→以降適宜タイミングをずらして超重力を唱える、というような流れになります。残り1人はハメた後のアタッカーですね。
ちなみに、敵が使うエコーですが、ターンを超えてまねされる類の技ではありません。したがって、重い装備や行動順が下がるロールをつけるなどし、なるべく遅い行動順とすることで、エコーを避けた後に一方的に行動を取ることができます。
超重力ハメをしない場合ですが、斬か突へのインタラプト(燕返しや剣風閃、疾風打など)のキャラを用意したり、ウォーターガンなどの打撃間接攻撃を用意したりで対策は取れます。リザーブ技が多いケースに有効なやり方ですので、読み合い勝負を楽しむのも良いルートだと思います。
第三形態
ここは、本当に勘所だけ単発で書いておきます。
まず、お供は即死耐性がありません。また、ラスボスの???は打撃インタラプトです。3ゲージありますので息切れしないように戦う必要があります。ラスボスのゲージ調整をし、ターンの早いうちにゲージを減らし切ることでラスボスの攻撃キャンセルを狙いつつ、なるべく一方的にダメージをいれていくことで、勝ちが近づいてきます。
おわりに
初めてウルピナ編をRTAのチャートで通した時は、4時間半くらいかかりました。今からするとかなりかかっています。今でこそ少しマシなタイムになりましたが・・・。1度通してからは「どれくらいで何をしたらクリアできるか」のイメージができるので、タイムアタック要素を置いておいても時間目安が立つようになったと感じます。
ちなみに、RTAというものを意識して始めたのは、サガスカのレオナルド編が初めてです。ニューゲームでやってみた結果6時間くら(ゲホッ)….それはタイムアタックなのか?というような酷さでした。一体、何やってたんでしょうね・・・(;´_`)。北米版を初回レオナルド編を自由に遊び倒してクリアした時より長かったです。
要は、周回プレーを意識して始めるだけで、その程度の時間でクリアすることはできるようになる、ということです。
サガスカは、本来もっと好き勝手気ままに旅できるゲームです。時間にもチャートにも縛られず旅できるRPGです。ですが、敢えて周回プレーを意識することで戦闘が上手くなりますし、目標のイベントまでの時間も見積れるようになり、より気楽に気ままに旅ができるようになります。
好き勝手気ままに旅するちょっとした練習として、周回プレーイベントへの参加、いかがでしょうか。
この記事で、サガスカプレーやサガスカ周回に興味を持ってもらえましたら幸いです。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
ではでは。
コメント