どうもこんにちは。柏目です。
前回は ウルピナ編をリアルタイムでクリアするTipsを全編と後編に分けて書きました。今回は、『サガ スカーレットグレイス 緋色の野望』(以降サガスカ)のバルマンテ編です。
バルマンテ編の魅力
一つは、主人公・処刑人バルマンテと(主に)相方チャラ男アーサーの独特な会話テンポです。他主人公と共通するイベントでも掛け合い漫才調になるなど、バルマンテ編ならではの面白みが詰まっています。
また、エンディングパターンも6種類(以上?)と、ウルピナ編並に多く用意されており、旅の最後まで見逃せない主人公です。つまり、イベントを回収しバルマンテ編の面白さを堪能しようとすると、必然、周回が必要となります。
過去記事である 周回クリアTips、ウルピナ編周回Tipsと共通するところもありますが、バルマンテ編の進み方特有の方法をメインに書いていきたいと思います。
この他、サガシリーズに興味がある方や、バルマンテ編を途中で詰まった方にも攻略を進める糸口となるよう、攻略のコツを書いていきたいと思います。
行動制限に注意する
バルマンテ編の場合、モウレワ州のシグフレイ→テルミナ州のシグフレイ→ヌマディカ辺境州のシグフレイ・・・といったように、移動地域を限定される事が多いです。更に、シナリオ進行上必須戦闘も多いです。その代わり、こまめにシナリオが区切られるため、LP回復の機会が豊富という特徴もあります。
従って、小まめなメンバー交代やEasyバトルでのLP回復・育成といったことを念頭に置いて行動しないと後々非常に苦しいバトルとなります。
幸いなことに、バルマンテ編のスタート地点であるケイ州はLP回復アイテムである野いちごがあり、移動可能範囲にはEasyバトルポイントもあります。予め稼いだり回復させたりするタイミングを計画し、また、状況に応じて利用し、シナリオを進める事を意識するのがコツです。
強武器入手
移動制限が多い反面、シナリオの早い段階で強武器を入手できる州に行けます。引き継ぎが無い場合は、入手を考えると進めやすいです。
- テルミナ州→ツインスパイク
- ヌマディカ辺境州→金の五行武器
- ハイバーニア州→木の五行武器
以上のあたりは狙いどころとなります。
この中で、ツインスパイクは序盤で獲得するには厳しい武器です。獲得に必要な戦闘をいくつか閃き次元断で切り抜けることも考慮に入れた方が良いです。もちろん、最初は獲得せずに進めるのもアリです。
強キャラ加入
早期に加入させられるストルムィクネン、コリーンのほか、共通的に仲間になりやすく競合発生が無いエリセド、ティシサックあたりも候補に挙げられます。
加入後のキャラポジションイメージ例です。
- ストルムィクネン
斧がデフォルトですが、体力が高く、大剣・長剣・棍棒などに適性があるため、プロテクト技も覚えて総合的な戦力にできると大変心強いです。斧の命中率は低いですが、もともと覚えている”地獄断面”が非常に高威力のため、敵によっては、いざという時の一点突破にもなり得ます。 - コリーン
弓・斧などに適性があることと所持陣形”ハンターシフト”で所定位置のキャラの攻撃威力を上げる事ができます。弓活躍のほか、斧での一点突破役としても比較的向いています。 - エリセド
エリセド自身の術威力もありますが、持っている杖・ジャウストでが更に威力を上げています。初めから”茨の呪縛”, “超重力”を習得済みのため、栄光の杖や無常の杖(後者はバルマンテ編では入手しづらいですが)で”ハードファイア”を覚えるとロール”術強化”が入ります。これで更に強化されます。使用時は主に召雷でゴリゴリ押すことになります。
そのほか、特に技引き継ぎが無い場合はツバキも大変有力な加入候補となります。また、シナリオの進め方にはよりますが、サビット・イレーネも候補です。同様に、シナリオ進行によってはオグニアナ加入もアリです。
- ツバキ
シグフレイと”金のトロイメライ”が相性がいい事が主な理由ですが、“燕返し”をデフォルトで覚えており、トリッキーなラスボス第二形態の弱めパターンとも相性が良いです。 - イレーネ
2回目選択メインシナリオ不死鳥編限定の加入ではありますが、バルマンテの物語では、不死鳥編は弱めラスボスを狙うなら選択されやすいメインシナリオです。ソードブレイカーや霊銀の盾といった強い武器盾も持っており、また重鎧・プロテクトスーツを持っているのがなかなか美味しいところです。また、初めからプロテクト技である”ソードガード”を持っており、全体攻撃に対抗しやすいです。 - サビット
遅めで土行術使いという、弱めラスボス第二形態と相性の良いキャラです。また、初期装備スカッシャーはラスボス戦で棍棒利用を考えている場合、意外と火力になります。加入条件としては、ツインスパイクとソードブレイカーを持っている状態だと比較的加入させやすい(このほか栄光の杖・槌があれば加入可能)ので、もしイレーネを入れるならサビットの加入も考えて良いと思います。 - オグニアナ
ユシタニア州の不死鳥編を選択しないと仲間にしづらいですが、有力な候補です。初めから “大木斬” と “かかと斬り” だけを覚えているという、非常にサガスカRTA向きの閃き状態です.。加入時期が遅くなるとしてもニューゲームからの周回プレーを行うなら、仲間にする計画はアリだと思います。
素材稼ぎと鍛冶屋の利用
素材稼ぎ・鍛冶屋については基本的に武器防具引き継ぎが無い場合の考え方です。周回とバトルを楽しみたい場合などの参考にして頂ければ幸いです。
素材稼ぎ
北東界外のシグフレイイベント中に鉱山10箇所開発した後、一旦ストップすることでかなりの素材が貯まります。ストップしない方がロスが少ないとはいえ、リワードや斡旋所の報酬と比べて相当短時間で多くの素材を集められます。入手した素材量が不安な場合、アダマスの祠に魚をお供えした上で北東界外でバトルする事により比較的効率よく更に素材を入手できます。
北東界外であれば、フィネムンティに装備なしのパトリシア(知力12)を斡旋所に預ける事で、骨片が入手できます。革の鎧からボーンブレストを作る場合は、預けるのもアリかもしれません。(必要な場合でも、そもそも十分な個数を確保できている場合は不要ですが)
ちなみに、ボーンブレスト系の主防具の特徴ですが、突・熱以外に強い事です。最弱パターンのファイアブリンガーはあまり熱攻撃が無い分、電撃・冷撃で強力な攻撃があったりしますので、割と有力な鍛え方候補となります。
鍛冶屋の利用と武器強化
北東界外で入手した素材によってかなり高いランクの武器を作る事ができるようになります。鍛冶の進め方と素材稼ぎの程度にもよりますが、目安としては鍛冶ランク6に到達するほどです。(ちなみにウルピナ編だとランク5程度がせいぜいです)
威力の目安ですが、鍛冶ランク6の武器+そこそこのスキルレベル(レベル10程度を想定)であれば、なんとかラスボス戦でダメージらしいダメージが入るようになります。ウルピナ編・レオナルド編だと気休め程度の武器強化になりがちですが、バルマンテ編ではこの点が違います。
とはいえ、エリセドの初期装備であるジャウスト(要鍛冶ランク8)、テルミナ州のツインスパイク(威力ランク11相当)、調査小屋報酬の金の斧(威力ランク11相当)といったクラスの武器には及びません。また、防具も鍛える必要があるため、ラスボス戦メイン火力とする武器は道中イベントで集め、出撃メンバーの想定武器が賄えない場合は鍛冶で鍛えた武器に頼るのが、バランスを取りやすいかと思います。
ラスボス戦
他主人公時との比較
バルマンテ編の場合のラスボス戦はウルピナ編・レオナルド編と比べて下記の特徴があります。
- 素材を入手しやすく、鍛えた武器でもダメージ源になる
- 必須戦闘が多く、HPもスキルレベルも比較的自然に上がりやすい
- バルマンテは必ずスカーレットグレイス持ち(ラスボス第三形態戦で一度復活可能)
従って、丁寧にラスボス連戦の構成を吟味をすれば、バルマンテ編はウルピナ編・レオナルド編と比べて力押しでクリアできます。
強さパターンについて
バルマンテ編もウルピナ編同様、途中で選択するメインストーリーでラスボスの強さパターンなどが変わります。このほか、ポイントとなるバトルで相方アーサーをバトルに参加させる・させないでも変わります。ですので、アーサーの育成についても道中考慮に入れておく必要があります。
どういった選択でどのようなパターンのラスボスに遭遇するかは、ドSさんの「サガスカーレットグレイス ラスボスのHP変化4」の記事が非常に参考になります。大変詳細に調査された内容ですので、一度はご確認される事をお勧めします。
ニューゲームからのRTAベースの印象ですが、最弱パターン連戦想定で
- ラスボス第二形態時、ミスティックワンドのウォーターガンでリザーブ解除+召雷・ツインスパイクなどの強武器での攻撃戦法で戦いやすい(超重力戦法での安全性と比べて大きく差がない)
- ラスボス第三形態時、閃き次元断でお供を一掃できなくても、複数回再挑戦の連撃ダメージアップ技などと合わせる事でワンチャンなんとかなる
という印象です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
サガスカの周回プレー関係については、他にも 周回クリアTips や ウルピナ編をリアルタイムでクリアするTips後編 書いてきました。ですので、今回は、特にラスボス攻略についてはバルマンテ編での話に絞って書いています。興味がありましたら、こちらの記事も併せて読んで頂けますと幸いです。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
ではでは。
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