どうもこんにちは。柏目です。
先日11/13、オンラインイベント”RTA in VStreamers VOL.3”(以降RiV) に参加いたしました。今回は応募準備や本番準備、本番の内容のふりかえりを書いていきたいと思います。
VStreamer配信に興味のある方、RTAイベントの参加者に興味のある方、そして『サガ スカーレットグレイス 緋色の野望』(以降サガスカ)に興味ある方にとって、準備やゲームプレイの参考になりましたら幸いです。
RiV とは
普段アバターを使いながらRTA配信している方々がマラソン形式でそれぞれのRTAを披露するイベントです。
基本的にRTAの内容に縛りが無い代わりに見た目の縛り(?)があります。全員がアバター使用を前提としていますので、レイアウトやアバターの見た目は華やかなものとなります。
2021年5月23日に1回目、同年7月18日に2回目のイベントが開催されており、今回11月18日は3回目となります。
ちなみに、Twitchチャンネルはこちら→Virtualstreamers となります。ただし、初回のイベントはRTA in Japan のチャンネルを借りて開催されましたので、アーカイブが違うところになります。
今回のRTAラインナップは以下の通りです。
応募までの準備
アバターデザイン
応募前に、まずはアバター用意をしないといけません。
実は、配信を始めた頃は3Dアバターを使ってはいました。起動時や配信時の負荷が気になって以降、2Dのgifアニメに変えてそれっきりとなっていました。つまり、実質画面においているマスコット状態でした。
マスコット状態からアバターに戻す必要がありましたが、負荷も気になっていました。
ですので、応募前に「3Dアバターで配信中の負荷で止まらないか」を配信で確認しました。
ちなみに、アバターの生身の部分の作成は自分自身でVRoid Studioを使って行い、衣装は、今は BOOTH もち屋 さんの衣装を使わせていただいております。
アバターを動かすツール
以前使っていたアバターを動かすツールもこの機会に変更しました。
以前は適当に動いてくれてればOK程度だったのですが、少しだけ欲が出てきた感じです。
私が求める条件としては
- ゲームパッドを持った姿にしてくれる
→VStreamerのイベントに出るなら、そして実際ゲームパッドを持ってRTAをしているなら、その雰囲気は合わせたいと思っていました。 - アバターがそこそこいい感じで動作してくれる
→顔の表情や実際の操作のトラッキングは無い方向が良く、代わりにイイカンジの動作を自動でしてくれるのが良いと考えていました。
ちなみに顔のトラッキングが無い方が良い理由は、以下の理由です。- カメラをセットする時間が煩わしい
- 余計にリソースを食べられてフリーズの危険が上がるのが怖かった
- アバターに求められる非現実的な動きを再現しつつRTAは負担が大きい
- リップシンク機能がある
→といっても、声に合わせてパクパクする程度でも可、でした。
見る側にとって「声」が私本人とアバターとの繋がりになるだろうと考えています。ほどよくアバターらしい動作し、私のアバターだと認識されるラインを求めていました。
でした。
結果、VMagicMirrorにすることにしました。
ちなみに、以前はHachiViewer(元々がシナリオ作成用なので表情が多い)や、3tene(導入が非常に楽)を使ったりしていました。この他にも様々なアバターを動かすツールがあります。
調べるだけでも楽しい気分になれます。
当選後の準備
そんな感じで急遽3DのVStreamerに復帰して応募し、ありがたくも当選となりました。
1日のみのイベントで3時間と決して短く無いお時間を頂戴することになるにもかかわらず、選んでいただきました運営の方々には本当に感謝です。
準備は、大まかには以下のことをしております。
- 配信の段取りや本番時の音声チェックのタイミングの確認(運営の方々あて)
- 解説の準備
- レイアウトやエモートなどの用意
- 本番までの練習
1.(本番の段取り)について
予想していた時期に運営の方からご案内がありました。
ただし、リハらしい時間は想定されていないようなので、私の方で確保する必要がありました。特に音声面は以前失敗しているのもあったので、若干のトラウマです・・・。実際リハした感想ですが、やはり音声で慌てました。リハ時間を確保して良かったと思います。
2.(解説の準備)について
今回は自分でなんとかしようと決めました。理由は
- 当選から本番までの時間が短い
→サガスカはかなり癖の強い独特なゲームシステムなので、咀嚼し伝えられる形にするまで時間がかかります - 普段の配信でも解説できるようになりたい
→新たに見に来てくださる方、Twitchのレイド機能で来てくださる方にサガスカに興味を持ってもらえる説明ができるようになりたい
というところです。
実際に台本を書いてみたのですが、状況によって対策が変える事を求められるゲームで、状況に合わせて説明するのは無理\(^o^)/でした。
丁度同じ時期に本番での背景を決める必要が出てきており、なら「背景に説明入れて自分の説明は減らしちゃおう!」と思い切りました。
とはいえこの方式にも問題はあります。
背景に組み込むということは、説明の順番は変えられない上、説明のタイミングを逃すと以降も説明がズレていく危険性があります。RTAのプレーがまずある以上、あまり細かく作るわけにもいきません。また、反対に、いつまでも説明が変わらなければ、前の説明がで間延び感も出兼ねないと感じていました。
なので、以前解説をお願いしたアジーンさんが実際に解説された内容を参考にしつつ、概ね15〜30程度の感覚で切り替えられれば十分(ただし開始直後はもう少し忙しい)程度で背景を作ることにしました。
ちなみに、私が最も気に入っている説明背景はコレです。サガシリーズ未プレイの方には全くわからないネタを入れてしまっているのは申し訳ないところなのですが・・・。
3.(レイアウト・エモート)について
VStreamerさんの皆様、大変グラフィックが凝っておられます。しかし、私自身はそれほどの技術や時間を持ってはいません。
また、先ほどの “解説者:背景” の都合もあり、なるべくシンプルな背景で自分の衣装や季節感も出るものをこちらのフリー素材サイトからお借りして加工して作りました。
エモート(Twitchのチャンネルごとに設定できるオリジナルの絵文字のようなもの)ですが、当時の設定可能数内5個のうち、2個はウルピナ編ゆかりのエモートにしたかったのですが、代わりに削るものをどれにするか悩ましいところでした。Twitch Emotes などで利用状況見て少ないのを削ろうにも、おそらく一番エモートを利用しているのは私自身になってしまうのであまり参考にならないというのもあり・・・。
結局、全面的な独断と偏見で一時的なエモート入れ替えを行いました。
4.(本番までの練習)について
イベントに向けてとなると気分も変わり引き締まります。
RTAの中身の練習も当然ですが、解説背景切り替え込みの練習も行いました。
本番
配信時のアーカイブリンクです。
RTAの内容
全体的に非常に良い運のままクリアできたと思います。(ちなみに、過去の記事にてウルピナ編周回のコツを記載しております)
序盤の運には、ヤマトのブロック閃きのタイミング・ベアトリス/モンドの斧閃きが大きくありますが、これらは全て私の都合が良い形で閃きが起こりました。主人公・ウルピナの閃きも同様です。
また、超重力ハメを本チャートでは計2回使いますが、いずれも1回全滅程度で連戦初戦までの巻き戻りにならなかったのはなかなか運が良いと思います。サガスカは、似た時期に似たことが起こりやすい印象があり、1回全滅(=都合の悪い行動を敵にとられる)ことがあると、しばらく引き続ける傾向にある気がします。(きっちり調べたわけではなく、個人の感覚です)
RTA以外の準備したコンテンツ
超重力ハメいずれも1回全滅
解説視点では、超重力ハメは敵の恐ろしさを説明しづらい欠点があります。
危険な行動を「取らせない」ハメ技なため、成功すると敵は何も怖いことをしない集団になってしまいます。1回全滅することで恐ろしさが伝わりやすかったのは良かったです。
(RTA視点ではひたすらロスなので涙目ですが)
左下の背景利用しつつ解説
左下に解説を用意したことで、本番の話のリズムが取りやすかったと感じています。
ただ、・・・できれば本番は誰かに解説をお願いしたいところです。というのも、操作と喋ることが一致しないのは大変です。
口頭解説は、後から聞き返すと「えーっと」のような言葉がかなり多かったのも気になりました。一応気をつけていたつもりではありましたが、実際かなり口にしてしまっています。
このあたりは練習がもっと必要でしょうが、なかなか出来る気がしません・・・。
音声トラブル関係
本番でも対談中一時期音声が出ていませんでしたが、問題解決までの時間が割とスムーズだったのは、リハの賜物です。
突発的に対談時のリハもしておこうとなったのですが、その時フォロー頂いたリスナーの方々には感謝です。
運営の方々のフォロー
要所要所で、サガスカの宣伝をして頂いております。本当にありがとうございます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
私の場合ではありますが、RTAのイベントに出るのは「サガスカに触れてプレーする人数が増えてほしい」というのが大前提にあります。(RTAに限らずですが)
また、サガスカRTAに関しては、正直もっとうまくプレーできる方はいらっしゃると考えていますし、今後そういった方が多く出てきて欲しいです。
今後、RTAイベント参加者、魅力的なVStreamerの方々による配信、そしてサガスカプレイヤーが増えましたら、大変嬉しいです。
最後になりましたが、今回、RiVの運営の方には、イベントの事前・最中・後のフォロー、本当に感謝しております。
ではでは〜。
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