どうもこんにちは。柏目です。
今回は、6ヶ月間 Fit Boxing2 をやり続けて-4.8kg達成できた経験から、確実に減量するための考え方について書いていきたいと思います。
ちなみに、今回の記事は「考え方」です。「やり方」ではありません。
というのも、例えば「Fit Boxing2は痩せますか?」といった問いに対する私の回答は「痩せます」となります。これは、自分自身がそう体験したからです。ですが、自分の体験が”他人に対して汎用性がある”,”他人にも当てはまる”ということは保証できません。あくまで、柏目個人の経験でしかないので、この記事を読んで頂いている方が「じゃあ自分もこれからフィットボクシングしよう!」となっても、期待通りに減量できない可能性が高いのです。
ですが、実際に私がFit Boxing2を選択し継続する事ができた「考え方」であれば、手段をFit Boxing2にとどめる必要がない分、フィットネスをこれから始める時の方法選択・選択手段継続することに繋げられると考えています。
まず考えること:なぜやせたいか
フィットネスを選択するときとフィットネスを実施し始めて以降、続けるために納得する根拠にするためのもの(継続モチベーションを保つため)です。また、より効果的な手段を選択する方針にもなり、目標達成まで続けやすくなります。
ですので、まずは考えるより実施!と割り切れる方は深く考えなくても大丈夫だと思います。
私の場合、時間・年齢とともにゆるやかに体重増加し、標準体重のゾーンの上限ギリギリまできてきていたから、というのが背景にあります。ですので、フィットネスをする理由は、まずは標準体重ゾーンの真ん中かやや下まで戻したいからとなります。また、減量する量よりも、体重に適合する程度の運動・ストレッチが習慣に裏付けられた状態としたい、とも考えていました。
理由を見つめ直した結果、「夏までに10kg減量!」といった大幅やせが目的ではなく、ゆるやかでもいいので確実にやせていく(ゆるやせ)がフィットネスの目的だと、見えてきていました。
次に:フィットネスに求める要素を考える
“なぜやせたいか”がある程度意識できたら、次に、達成するために必要そうな手段を考えます。そして、フィットネスに求めることを明確にします。
先ほどの私の理由を例にします。
量より確実性ということですから、フィットネスにより強い負荷を求める必要はありません(もちろん、やせていくために必要な程度の運動量は必須ですが)。その代わり、継続しやすそうなものを選ぶ必要がありました。そこから、私が継続しやすい条件は、
- 動きが覚えやすい
- 短くてもOK(長いバージョンもある)
- すぐ始められる
- 明日もこのフィットネスをしたい!と思える
- 必要な広さは狭い方がいい(片付けなどの空間づくり労力が少なくて済む)
ということが、フィットネスに求めることだと浮かんできていました。
着手:手段の調査と選択
求める要素が明確になってきたら、要素にあう手段の有無と適合度合いを調査し、選択します。
また私の場合を例にとります。
[調査:私の場合]
“動きが覚えやすい”ということから、動画やDVD、リングフィットアドベンチャーといった手段が思い浮かんでいました。絵があったり、タイミングを自動で測ってもらう機能がある方が覚えて身につきやすいと考えていました。
この中で、ゲームに絞ってまず考えようと考えました。というのも、他の手段と比べて”短いバージョンもOK”をあらかじめ用意してくれている、という点と、DVDなどと比べて日々のチョイスが豊富にできて飽きにくそう、と感じたためです。
ただし、リングフィットアドベンチャーは器具の購入や取り付けが必要とのこと。つまり、”すぐ始められる”点では少し難があるとも感じました。
そこで、似たようなフィットネスゲームを調べたところ、”Zumba de 脂肪燃焼!” や “FiNC HOME FiT” というゲームのほか “Fit Boxing2” も候補に挙がってきました。
以上が、私がまずざっと調査した内容になります。
[選択:私の場合]
ゲーム類でどれを選択するか、です。ここでも私が考えた”要素”が活きてきます。
先ほどの、私が要素と照らし合わせた場合、
- 動きが覚えやすい
→基本動作がある程度固定されている方がより覚えやすそう - 短くてもOK(長いバージョンもある)
→おそらく検討対象のゲームには全て存在する - すぐ始められる
→器具装着が必要ないタイプが良い - 明日もこのフィットネスをしたい!と思える
→フィットネス以外の売り要素が合うかどうか
(インストラクターがかっこいい、とか、BGMの種類がある、とか) - 必要な広さは狭い方がいい(片付けなどの空間づくり労力が少なくて済む)
→すぐ始められるにも通じる考慮要素。フリが大きくない方がいい
というような具合です。
ここまで決まれば、白羽の矢を立てた対象を調査し、比較検討し、選択します。
最終的に私はFit Boxing2を選択しましたが、その一番の理由は「フィットネス以外の売り要素が他より豊富そう」というのが理由です。もちろん、他の条件も Fit Boxing2 は十分満たしていました。
実施事前の意識
実際に手段を選択したら、おそらく準備が整うまでに大なり小なり時間が発生します。この時間で、実施期間中に守ることを決めます。これもまた継続モチベーションを保つことが目的です。
何を守るかは、目的や現状により変わってきます。また、実施後絶対守らないといけないわけではありません。ただ、コロコロ変えなくて良い程度のことを決めとして設定する方が、継続モチベーションは高く保てると思います。そして、守ることは少ない方が良いです。理由は同じです。守れなかった時のテンション落ちが大きくなりやすいです。
私の場合をまた例にとりますが、
- 毎日少しでもやる
- 楽しんでやる(継続してエクササイズをする理由を積極的に探す)
ということを決めていました。やせたい期限があったのではなく、確実にやせたいというのが目的だったことと、やせた時に習慣になっている事が必要でしたので、この2点を守ることとして決めました。
実施中の意識
事前に決めたこと1〜2個を続ける意識を持って実施します。
継続していく中で、守り通すことが難しいと感じた場合は変更するのもアリです。ただ、その場合も“変更後の守り事は守れそうな事”を決めるのがコツです。
実際は、例えば間食も置き換えたり、毎日のFitBoxing2消費カロリー量も気にして見ていたりしますが、それは「気まぐれ」であり、意識したのは「とにかく絶対続ける」だけです。量や内容は関係ありません。実際、やりたくないと思った日は一番軽いメニュー1個だけでした。
また、楽しんでやる、という点ですが、スタンプ機能やアチーブメントなどの獲得可能要素に興味を持って、積極的に見つけようと意識しました。スタンプは最後にパンチで押すのが快感だったのですが、次第に「この継続日数は絶やしたくない!」という気持ちも湧いてきて継続モチベーションのメインに今やなっています。インストラクターの着せ替えや各インストラクターごとのアチーブメントも設定があるので、特に初期は気分転換にも積極的にインストラクターを替えてエクササイズしていました。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
この6ヶ月間のFit Boxing2 フィットネス実施と減量度合いは、事前の目的設定〜実施中における考え方をしっかり持つことで付いてきた結果だと実感しています。また、小さな守りごとでリスクを小さくし、ここまで積み重ねることができたとも感じています。
ここまで書いてきた考え方をヒントにし、ご自身で応用し、目的とする減量やシェイプアップを達成されると良いなぁと思います。
ではでは〜。
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